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2022 Jan 09
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\Pick up Conversation/ Sailの素敵な交流を紹介!④

Sailでは、様々な交流が日々生まれています。

今回は、榎本さんとペルーのパオロさんの素敵な一コマをご紹介します!(この記事は、2020年4月に配信したSailのメールマガジンから一部抜粋したものです。)

はじめてお話するおふたり。
自己紹介をした後は、お互いの国の近況に関する話題になりました。

コロナウイルスの対策も国によって様々。(2020年4月当時)ペルーでは18時~朝の5時までは外出が禁止されていて、用もなく外出をすると逮捕されてしまうのだそう。

それぞれの状況を理解し合い、次の話題へと広がっていきました。

大学で機械工学を学びながら、将来は日本に関係する仕事に就きたいという目標を持っているパオロさん。
自身が話す日本語について「子どもの頃に話していた日本語だから、社会人として必要な単語を覚えないと」と、会話の中で初めて聞く単語が登場すると、すかさずメモを取ります。

「鉄道」「要請」「見聞」・・・パオロさんのノートには今日も新しい単語が増えていきました。

自動車関係の仕事を経験され、海外への訪問・滞在も多かった榎本さん。
「仕事で海外に行けることは、羨ましいです」と話すパオロさんに、ご自身の経験を通して感じたことを伝えました。

榎本さん:
「仕事で海外に行けるのは、とても良いですよ。“ものの見方”が変わります。自分が『これしかないな』と思っていたことが、ほかの国を見ると『え?こんな事もあるんだ!』って考えが次々に広がる。パオロさんにもぜひ、こういう感覚を味わってほしい」


パオロさん:
「素敵なアドバイスをありがとうございます!
新しいことをたくさん知る事ができるのは、とても楽しいですね」

榎本さんは続けました。
「日本に関係する仕事に就くと、パオロさんの“日本語力”という武器が活きる。日本の会社に入っても、あなたならすぐにコミュニケーションが取れますよ」

「エンジニアの仕事だと、難しい言葉もあると思うんですけど大丈夫ですかね?」と話すパオロさんに「それは大丈夫!問題ないよ」と優しく声をかける榎本さん。

漢字の読み書きもでき、母国語に加えて英語も話せるパオロさんに、「技術用語は世界共通だからすぐ覚えられる」という事で「挑戦してみたら良い」と榎本さんがエールを送ると、「ああ、なんか元気が出ました。いま大学はコロナの影響で休校ですけど、自分でも学習する気合いが入りました」と、ますます決意を固めていました。

25分の時間が過ぎようとして、「また話しましょう」と少し慌てながら笑顔で挨拶したおふたりでした。

こちらの内容は、会話の中のほんの1コマ。会話の内容や雰囲気は、ひとつひとつ異なります。

今日もどこかで、素敵なつながりが生まれているはず。
ひとつひとつの交流が、みなさまにとって少しでも、学びや発見、楽しさや喜びにつながっていくことを願っています。

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