Sailやさしい日本語ブログ: 1月の日本の行事・日本人はいつ着物を着るの?
🎍まずは、1月の日本の行事を2つ紹介します。
- 七草粥(ななくさがゆ)…1月7日に、7種類の野菜(春の七草)が入ったお粥を食べるという昔からの行事です。1年間、健康に過ごせるように願う意味があります。
- お粥…お米をたくさんの水で煮た料理のこと。やわらかくて消化がよいので、病気のときに食べる人も多いです。
- 春の七草…七草粥に入れる7種類の野菜のこと。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)の7つ。
- 成人の日(せいじんのひ)…1月の第2月曜日にある
国民 の祝日 の1つ。各地 で、成人を祝う行事が行われます。- 成人(せいじん)…大人のこと。成人になる年齢は、法律で18歳と決まっています。(2022年に、20歳から18歳に変わりました。)
👘成人を祝う行事のときに、着物を着る若い人がたくさんいます。街の中でも華やかな着物を着ている人を見かけます。このとき、女性が着る着物を振袖といいます。
有名な日本のアニメ「サザエさん」では、サザエさんのお母さんのフネさんは普段着として着物を着ています。でも実際は、普段から着物を着ている人はほとんど見かけません。
日本人は、一生のうち、どれくらい着物を着る機会があるのでしょうか?
成人式以外では、季節の行事(初詣やお祭り)、冠婚葬祭(結婚式やお葬式)、学校の行事(入学式や卒業式)、など特別な日に着るという人が多いです。一方で、着物を着たことがないという人もたくさんいます。
着物を着る人が少ない理由は、いくつかあります。
- 着物をもっていない
- 自分で着られない
- 着るのに時間がかかる
- 洋服に比べて動きにくい
- 汚れたときに自分で洗えない
書いている私自身も、今まで着物を着たのは、赤ちゃんのとき(自分では覚えていません)のお祝い、七五三(子どもの成長を祝う行事)、成人式、卒業式、初詣と、人生の中で数回だけです。自分では着られないので、着付け(着物を着せること)ができる人に、着せてもらいました。
着物を着てみたいという海外の方は多く、東京や京都などで着ている人を見かけることがあります。みなさんの中にも、着物を着てみたい人はいますか😊?