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2024 Oct 08
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Sailの交流 準備のコツ vol.５「会話のイメージを掴む#1（初めてのお相手との会話の始め方）」

「Sail使い方と話し方のコツ」

会話のイメージを掴む#1（初めてのお相手との会話の始め方）

 

この「Sailの交流 準備のコツ」シリーズでは、Sailでの交流をもっと楽しむための基礎知識を、全12回に分けてお届けします。

Sailでの交流が初めての方や、もっとスムーズに交流したいと思っている方は、ぜひ全12回を最後まで読んでみてください。きっとSail中級者になれるはずです！

Sailは、日本の人と世界中で日本語を学ぶ人が、日本語で気軽に交流できるオンラインサービスです。

世界の人にとっては、日本人と直接話すことで、日本文化を深く知り、日本語会話力を向上させる絶好の機会になります。

また、日本の人にとっては、自分の経験や知識を日本語で伝えることで、世界の日本語学習者を応援できるだけでなく、世界の人と繋がり、新しい発見を楽しむことができます。

一緒にSailの世界を広げていきましょう！

「外国の方と話すのは初めてで、緊張する…25分間も会話がもつだろうか…何を話せばいいんだろう…」そんな風に思っていませんか？この記事では、初対面の海外Sailerさんとお話する際の会話の流れやヒント、具体的な会話例をご紹介します！

1. 自己紹介のポイント

まずお互いの自己紹介から始めてみましょう。名前や出身地、趣味や好きなことなど、相手に知ってもらいたいことを簡潔に伝えましょう。

  • 具体的な例:
    • 旅行好きな方

      こんにちは、私は山田太郎です。山田さんと呼んでください。

      若い頃は仕事で忙しくて、なかなか旅行へ行くことができませんでした。
      仕事を辞めた後、ずっと行ってみたかったヨーロッパへ妻と二人で行きました。特に、イタリアの美しい街並みや、フランスの美味しいワインが忘れられません。最近は、日本の色んな場所の温泉巡りがマイブームで、各地の温泉地を旅しています。

      生まれは長野県松本市ですが、今は東京都世田谷区に住んでいます。
      子供たちは結婚して、今は妻と二人で静かに暮らしています。

    • 家庭菜園が好きな方

      こんにちは、私は鈴木花子です。鈴木さんと呼んでください。

      自分で育てた野菜を食べるのが好きで、ベランダでハーブを育てたり、週末には近所の畑を借りて野菜を作っています。今年の夏は、トマトやキュウリ、ナスやピーマンがたくさん採れました。

      生まれは大阪府大阪市ですが、今は神奈川県鎌倉市に住んでいます。
      今は一人暮らしですが、ペットの猫を飼っています。名前はトラです。

    • 地域活動に貢献している方

      こんにちは、私は高橋健一です。高橋さんと呼んでください。
      4人の孫のおじいちゃんです。

      愛知県名古屋市出身で、今も同じ所に住んでいます。
      私は平日の毎朝7時半から、地域の小学校前で子どもたちの安全を見守るボランティア活動をしています。黄色い帽子をかぶって旗を振っていると、子どもたちから「おはようございます！」と元気よくあいさつをしてくれるので、私も元気を貰っています。趣味は、ウォーキングです。

    • ヒント

      • 呼称：
        「苗字＋～さんと呼んでください」が一般的な呼び方だと思いますが、
        どうしても呼びにくい場合は、下のお名前で「太郎さんと呼んでください」のように、名前の一部を呼ぶこともできますね。

      • 時差や地理：
        出身地や居住地が話題になった際には、お相手の国との時差や地理についてもお話してみてください。例えば、食事はもうしましたか？何を食べましたか？だけでもコミュニケーションができそうですね。

2. 天気や季節の話題

自己紹介直後などにお互いの国や在住地の天気や季節について話してみましょう。少し緊張が解けて、よりリラックスした雰囲気で、自然な流れで会話を始められます。

  • 具体的な例:　

    ・（春）を例にした会話
    　「日本は今、春で、もうすぐ桜の季節です。
    　　今年はいつもよりも少し早いみたいで、毎朝、ニュースで桜がいつ咲くか開花
    　　予想を見ています。週末には、うちの近くの公園の桜も満開になるかなと思い
    　　ます。友人とお花見を予定していますが、天気予報によると週末は雨みたいで
    　　ちょっと心配です。」　

    ・（夏）を例にした会話
    　「日本は今、夏です。気温は35℃くらいですね。
    　　毎日とても蒸いので、エアコンがなければ家にいられません。暑くて、あまり
    　　食欲がないですが、アイスコーヒーやかき氷が欲しくなりますね。
    　　外は、ひまわりが咲いて、蝉が大きな声でミーンミーンと鳴いています。
    　　来週私の町では盆踊りと花火があります。
    　　私も家族と浴衣を着て出かける予定です。」　

    ・（秋）を例にした会話
    　「日本は今は夏が終わり、秋になるところです。
    　　この間は台風が来て、雨が降っていましたが、今日はとてもいいお天気で
    　　気持ちがいいです。私のうちの近くでは、稲刈りが始まって、トンボがた
    　　くさん飛んでいます。秋は、暑くないし寒くないので、たくさん出か
    　　けたいです。おいしい食べ物もたくさんあるので、楽しみな季節です！」

    ・（冬）を例にした会話
    　「日本は今は冬です。外はマイナス3℃でとても寒いです。
    　　今日の夕飯は温かいお鍋にしようと思います。
    　　クリスマスが終わって、町はお正月のムードになってきました。
    　　私も家の大掃除を少しづつ始めました。
    　　あと○日でお正月休みになりますから、頑張ります！」

3. 共通点探し・質問タイム

相手のプロフィールを参考に、共通点を見つけて会話のきっかけを作り、より深く知り合えるような質問をしてみましょう。

  • 出身地:
    • 「[相手の出身地]は自然が多いですか？それとも都会です
      か？」
    • 「[相手の出身地]の風景で一番印象に残っているものは何ですか？」
    • 「[相手の出身地]の四季はどんな感じですか？」
    • 「[相手の出身地]の人はどんな性格の人が多いですか？」
    • 「[相手の出身地]で有名なものはありますか？食べ物や観光スポットなど。」
    • 「[相手の出身地]の有名なお祭りはありますか？」
    • 「[相手の出身地]の言葉はありますか？何か面白い方言はありますか？」
    • 「子供の頃はどんな遊びをしていましたか？」
  • 具体的な例:
    　　相手：「私は田舎町で育ちました。」
    　あなた：「へえ、    素敵なところですね！どんなところが良かったですか？
    　　　　　　例えば、    自然がいっぱいとか、近所の人が温かいとか…」

    　　　相手：「私は雪国出身です。」
    　　あなた：「雪国なんですね！寒い日は何度くらいですか？
    　　　　　　　雪がたくさん降る日は、どんなことをして過ごしていましたか？
    　　　　　　　寒い時に食べる料理はありますか？」

  • 現在の生活:
    • 「[居住地]は自然が多いですか？それとも都会ですか？どちらの環境が好きですか？」
    • 「[居住地]で公園やカフェなどお気に入りの場所はありますか？」
    • 「住んでいるお家はどんな感じですか？」
    • 「普段はどんなことをして過ごしていますか？」
    • 「普段、朝は何時に起きて、どんな一日を過ごしていますか？」
    • 「夜遅くまで起きている方ですか？それとも早寝早起きですか？」
    • 「週末はどのように過ごしていますか？何か趣味はありますか？」
    • 「お仕事は何をしていますか？楽しい事、大変なことはありますか？」
    • 「学生さんですか？どんなことを勉強していますか？」
  • 趣味:

    生活のお話の中に趣味のヒントが含まれているかもしれませんね。その自然な 流れで相手の興味を引き出すように、オープンな質問で始めてみましょう。 
    • 具体的な例：
      　・〇〇さん、普段はどんなことをして過ごしているんですか？
      　・最近ハマっていることはありますか？
      　・○○を始めたきっかけはなんだったんですか？
    • 魅力や好きな点について深掘りする具体的な例：
      　・〇〇のどんなところに面白さを感じますか？
      　・〇〇をする時に、どんなことを考えていますか？
      　・〇〇の、一番の喜びは何ですか？
    • 趣味を通して得られたことや変化について聞く具体的な例：
      　・〇〇を通して、自分自身について何か気づいたことはありますか？
      　・〇〇のおかげで、どんな人と出会えましたか？
    • 趣味に関するエピソードを聞く具体的な例：
      　・〇〇をする上で、一番印象に残っているエピソードはありますか？
      　・〇〇で失敗した経験はありますか？
      　・〇〇に関する面白い話があれば教えてください。
    • 今後の趣味について聞く具体的な例：
      　・将来、〇〇をどのように楽しみたいですか？
      　・〇〇について、もっと知りたいことはありますか？
      　・何か新しく挑戦したいと考えていることはありますか？

      4. 会話の広げ方

      会話が弾むように、様々な話題を取り上げてみましょう。

      • 相手の話をじっくり聞く: 相手の話を興味を持って聞き、相槌を打ったり、質問をしたりすることで、会話が弾みます。
      • 自分の体験談を話す: 相手の話に関連して、自分の体験談を話すことで、共感を得ることができます。
      • 新しい話題を出す: 話が途切れてしまったら、新しい話題を出してみましょう。

      5. 会話の終わり方

      会話の最後に、今日の感想を伝えたり、次回の約束をしたりしましょう。

      • 今日の感想をシェア: 今日の会話の感想を伝え合いましょう。
      • 次回の約束: もし、また話したいと思ったら、次回の予約もできるとよいですね。
      • 感謝の言葉: 相手に感謝の気持ちを伝えましょう。

      6. 会話で役立つフレーズ

      • 相槌: へえ、そうなんですね、面白いですね、など
      • 質問: ～について教えてくれますか？、～は好きですか？
      • 自分の意見: 私は～だと思います、～という経験があります
      • 感謝の言葉: 今日はありがとうございました、楽しかったです

      最初は緊張するかもしれませんが、この記事で紹介したヒントや会話例を参考に、ぜひ積極的に話しかけてみましょう。会話を通して、新しい発見や貴重な経験ができるはずです。

      「Sailの交流 準備のコツ」シリーズ

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      Helteは、「分断ない活力のある社会を創る」というビジョンのもと、Sailをはじめとするグローカルなサービスを展開しています。

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