☕コーヒーブレイク【見えない順位?日本のパワーバランス暗黙のルール】
トークセッションのご報告
昨年秋に、世話カツスタッフとして加わった、台湾出身のスタッフ・テイ。
彼女が日本で働き、暮らす中で感じた「これってどういうこと?」「日本のここが不思議!」というリアルな本音を、ゆるっと語り合う30分間のカジュアルなトークセッションを毎週開催しています☕
📝 たとえば、こんな「あるある」をお話ししています
・「主語がない!」:誰の話をしているのか分からなくて迷子になる傾向
・「そのYesは本当?」:日本人の「検討します」や「難しい」の裏側にある本音
・「呼び方の距離感」:苗字+さんは安全だけど、実際に職場で聞こえるのは…
などなど、Sailでの会話の話題にもなるようなトピックが満載です!
これまでは世界Sailerさん向けにお届けしてきましたが、今では日本人Sailerさんの視点も加わり、世界中の「あるある」を笑い合える、温かな「お茶の間」のような場所になっています。
ぜひお気軽にお越しください!
トークセッションの様子
今回のテーマは、【見えない順位?日本のパワーバランス暗黙のルール】
台湾出身スタッフのテイさんが日本で驚いた体験を、皆さんとと深掘りするこのセッション。
今回のテーマは、日本社会に深く根付く「上下関係と暗黙のルール」です。
🎒 「1年生は肩にかけちゃダメ!?」学校の洗礼
トークは、テイさんが同僚から聞いたという、日本の学校のナゾのルールから始まりました。
「同僚と話していたら、『私の学生時代はカバンの持ち方にルールがあったんだよ』って聞いてびっくりしたんです。新入生はカバンを手に持たなきゃいけなくて、肩にかけられるのは先輩から……と。」
これを聞いた日本人Sailerさんたちからは、「あぁ〜!あったねぇ!」と懐かしむ声が。
>私の高校でもありましたよ!
1年生は絶対に手提げ。2年生になるとやっと肩にかけられて、3年生になると……もう自由!
あれは一種の『通過儀礼』みたいなものだったのかもしれませんね。
>私は校歌ですね。
入学したその日に先輩から『明日までに校歌を全部覚えてこい!』って言われて。翌日、先輩が耳元でチェックするんですよ。あの時の緊張感といったら、もう一生忘れられません!
🏫廊下を走ったらビンタ!?学校と言う名の「特訓場」
トークが盛り上がったのは、昔の学校での「しつけ」のお話。
「上下関係というか、昔の先生は本当に怖かったですよ。私は小学生の時、廊下を走っていただけで先生に見つかって、その場でビンタ(平手打ち)をされました。」
>今だったら、間違いなく警察沙汰かニュースになっちゃいますよね
>私は高校の部活動ですね。
入学したばかりの頃、他校の先生が自分の座る椅子をわざわざ部員に運ばせているのを見て、『えっ、自分で行かないの?』って驚いた記憶があります。当時はそれが『先生への礼儀』だったのかもしれませんが、今思うとすごいパワーバランスですよね。
🍵 「お茶汲み」と「エレベーターの序列」
話は学校から、大人の社会「会社」へと進みます。
「昔の会社には『お茶汲み(おちゃくみ)』という文化があってね。
新人や女性が、役職の高い順番を間違えないようにお茶を配るんです。
もし順番を間違えたら……あはは、目に見えないプレッシャーがありました!」
>お茶だけじゃないですよね。エレベーターに乗る順番もそう!
誰が先に降りるか、どこに立つか……。
あと会議室で座る場所(上座・下座)も。
いちいち誰かに教わるわけじゃないけれど、なんとなく『空気』で覚えていくんですよね。
まさに暗黙のルール!
🛁 お風呂の順番、「威厳」から「優しさ」へ
テイさんがドラマを見て気になっていたという「家庭内のパワーバランス」についても、リアルな本音が飛び出しました。
「日本のドラマを見ていると、お風呂も食事もまずお父さんが一番!という場面をよく見ます。今でもやっぱりそうなんですか?」
>昔は確かにそうでしたね。
『亭主関白(ていしゅかんぱく)』という言葉があったくらいで、お父さんは絶対。
でも今はね……うちはもうお母さんが一番ですよ。
>面白いのは、最近の『一番』の理由なんです。
私は今でも一番最初にお風呂に入ります。でもそれは威張っているからじゃなくて、後でお風呂を掃除してくれる妻が、少しでも早くゆっくりできるようにという『配慮』なんです。
昔のルールが、今は『優しさ』のルールに変わってきているのかもしれませんね…
🌎 世界の「順位」はどうなってる?
世界各国の皆さんの視点も、とっても興味深いものでした!
アメリカ(カリフォルニア)のSailerさん:
「アメリカの学校では、先生と生徒は友達みたいにフランクに話しますよ。でもね、部活の新入生には『いたずら(Hazing)』みたいな文化があるから、そこは日本とちょっと似ているかも!」
ソマリアにルーツを持つSailerさん:
「私の文化では、年上の人をリスペクトする気持ちをすごく大切にします。だから、日本の方々が丁寧な言葉(敬語)を使う感覚は、とてもよく分かりますよ」
台湾のSailerさん:
「台湾は日本ほど上下関係を重く考えないかな。もっと自由に、自分のやり方で楽しむ雰囲気がありますね」
☕️ おわりに
「上下関係」と聞くと、なんだか厳しくて窮屈なイメージがありますが、今回皆さんとお話しして見えてきたのは、その根底にある「和を重んじる心」や「相手を思いやる形」でした。
形は変わっても、日本人が大切にする「察する文化」や「気遣い」は、今も私たちの生活を温かく支えているようです。
開催日: 2026年4月9日(木)
時間: 10:00〜(30分くらい)
場所: Zoomにて(リンクはメールマガジンで配信しています。)
※ラジオのように「耳だけ参加」や、途中参加・途中退室も大丈夫です。お気軽にご参加ください!
ご参加いただいた皆さま、今回も楽しいコーヒーブレイクををありがとうございました😊
お気軽にご参加ください!
